逃走中 – 3つの〇〇中を並行したので並走中

潜入中に続く、並走中第二弾として8月4日に逃走中を開催した。
潜入中の「怪盗くぅの一団とベンノスケ王国」の戦いのストーリーを引継ぎ、団長くぅに裏切られ敵地に取り残されたメンバーが王国からの逃走を謀るという展開。

潜入中からの参加者は、上記のまま投獄されたものとして。
逃走中からの参加者は、無事逃げおおせた副団長らいが送り込んだ救出部隊としてゲームに参加した。
なお、救出部隊もすでに全員捕まっており、ゲームのスタートラインは一律牢獄だ。当日そのフレーバーを発表した際は「役立たず!」のような心無い野次も飛んだが、本当にそう思う。

そんないくつもの不和を抱える団員達の前に一人のハンターがやってくる。

彼は「王の勅命で貴様らを解放する。せいぜい王を楽しませることだ。」とプレイヤーに伝えると、牢は開け放たれゲームがスタートした。
プレイヤーが牢から解放されたのを感知した副団長らいが、何度か通信を行いながら脱出のサポートをした。

逃走中を企画するにあたって

上の記事を最後まで読んでもらうとわかるとおり、この逃走中も「全員が最後まで楽しめること」が我々に与えられた企画に対する課題だったので、TVで放送されているオリジナルと違い、逃走者は何度でも蘇る。

さて、とはいえ逃走中は“捕まらないように逃げ切る”ゲーム。復活云々の前に、捕まらないに越したことはない。
そもそもこんなにも気合の入ったハンター達と追いかけっこなんて、考えただけで疲れてしまう。

当然ながら上手にハンターから隠れ切ることにフォーカスして行動するプレイヤーも登場した。
そういった強力なプレイヤーが複数人いた場合、1位タイが多く誕生することになる。もちろん正しいプレイスタイルの一つであるが、我々には企画の盛り上がりを用意する使命もある。
そこで、今回の逃走中ではどのように人を動かし、ハンターとの追いかけっこに従事してもらったかを書いていく。

プレイヤーを動かすためのミッション

前提として、今回はオリジナル逃走中に近い採点方式を採用した。
全員が最初は100点の持ち点を持っており、90分のゲーム中90分間牢に捕まっていると、0点になるというものだ。長く逃げ続けることで獲得賞金が増えるオリジナルに対し、逃げている合計時間が長いほど獲得点数が多く残るというもの。

当日は細かい説明を省いたが投獄時間1分あたり1.11点がマイナスされる。四捨五入するので、4分までは4点マイナスされ、5分捕まると6点マイナスされる。
計算式は例えば「-5.56=(13:00-13:05)*1600」を四捨五入して整数化していた。
前述のとおり、全員が逃げ切れば100点の1位タイとなるため、加点手段も用意した。

写真ミッション
定番の複数プレイヤー同士で写真を撮り送るというもので、最初の個人戦で使用した。
昨年も使用したミッションで、皆予想通りだったのだろう。非常に攻略が素早かった。
捕縛者解放ミッション
捕えたプレイヤーを解放することで、解放者にボーナス点が入る。解放の方法は、見張りの気を引くこと。
見張りはギャンブルが好きなので、HiGH & LOWを挑めば夢中になり、決まった回数の勝負に勝てばその間に捕まったプレイヤーが逃げ出せるというもの。
ただし勝負に負けるとハンターを呼ばれる他、勝負中にハンターが近づいてきたら、当然捕まってしまう。

なお、当日使用した画像ではHiGE & LOWと誤字があり、急遽ベンノスケ王国から「HiGEをHiGHと読む法案が可決した」と発表された。

暴徒鎮静ミッション
牢獄に多数のプレイヤーが捕まると、プレイヤーは暴徒と化し、自ら牢を破って逃走する。
この時、ハンターは一度全員撤退し、緊急暴徒化プレイヤー対策会議が行われる。結果としてハンター増員という単純明快な対策が実行されるのだが、まだ捕まっていないプレイヤーが暴徒化プレイヤーを制限時間以内に捕まえることでハンターの増員を防げるというもの。プレイヤーがハンターと化すイベントだ。

逃げるプレイヤーも制限時間いっぱい逃げ切ることでボーナスがある。救出を待たずともプレイヤーとして復帰できるのだ。

謎解きミッション
副団長らいから、前回の潜入中で使用された3つのアイテムが王国内に残されていることが伝えられる。プレイヤーに装着することで行動を制限する代わりにハンターに対して1度だけ無敵になるものだったが、今回はハンターに取り付け行動を制限するアイテムとなって再登場した。
それぞれ「眼帯」、「鈴」、「アンクルウェイト」だが、その在り処は通信傍受を警戒した副団長らいから、下のような暗号で届けられることになった。



簡単な謎ではあるがあえて回答の掲載はしないので、暇を持て余して会場に訪れた際は挑戦してみてほしい。

前回の潜入中は、謎解きの時間が足りず誰も解答できなかったという課題があったこともあり、今回の謎は第二ゲームの一番最初から出題した。
各チーム、逃走と情報収集の両立にジレンマを抱きながらも、謎解き自体も楽しんで挑戦してくれていた印象だった。
ただし、今回もひとつ想定外の事態。走りに走って脳に酸素がいかない状態だと、簡単な謎も難しくなってしまうようだった。
考えてみれば当然である。

ハンターくぅコピー
ゲームの終盤、ストーリー上はその場にはいない団長くぅがハンターとして投入された。本人ではないという意味で、急ごしらえながら「くぅコピー」という名を与えられ、プレイヤーを追い回した。
くぅコピーは他のハンターと違い、プレイヤーのLINEグループや通話を常に傍受していたので、ひたすらに隠れていたプレイヤーにとってこれはたまらない。

しかし、くぅコピーはあまりの情報の多さに忙殺され、その利点を活かしきることはできなかったし、プレイヤーにも早々に看破されてしまっていた。
とはいえ10分足らずで何人か捕まえていた。

密告中へ

これらのイベントや襲撃を退け、最後まで捕まらずに逃走し続けたプレイヤー7名は、一人のハンターからあることを伝えられた。
それを知る者と知らぬ者、並走中の三部作最後となる「密告中」で、いったいどんな選択をするのか。

ベンノスケ最後の逃走中企画、今週末をどうぞお楽しみに。